著作・出版/田辺とおる
- 《論文・研究ノート》
- 《楽譜出版》
- 《雑誌・公演プログラム寄稿エッセイ》
《論文・研究ノート》
2023:【論文】二作目の自伝的オペラ《クリストフォロス,あるいは「あるオペラの幻影」》-「芸術の黄昏」の時代におけるシュレーカーの試み-(Der Keim Nr.46, 2023,p.5-38, 東京外国語大学大学院ドイツ語学文学研究会,Franz Schrekers zweite autobiografische Oper Chistophorus oder »Die Vision einer Oper« als ein Experiment in der Zeit der "Kunstdämmerung")
2018:【論文】フランク・ヴェーデキントの戯曲《小人の巨人カール・ヘットマン》-フランツ・シュレーカーのオペラ《烙印を押された者たち》の素材として-(2018年度・国立音楽大学研究紀要第53集、57-68頁), Frank Wedekind's play "Karl Hetman, der Zwerg-Riese", as one of the Materials of Franz Schreker's Opera "Die Gezeichneten" (The Stigmatized)
2017:【研究ノート】オペラを書く、というオペラ -シュレーカーの自伝的出世作《遥かなる響き》- (Der Keim Nr.41, 2017,p.23-49, 東京外国語大学大学院ドイツ語学文学研究会)Eine Oper übers Oper-Schreiben, Franz Schrekers autobiografisches Durchbruchsstück: "Der ferne Klang"
2017:【論文】オスカー・ワイルド作《王女の誕生日》-フランツ・シュレーカーのオペラ《烙印を押された者たち》の素材として-(2017年度・国立音楽大学研究紀要第52集、55-66頁), Oscar Wilde's "The Birthday of the Infanta", as one of the Materials of Franz Schreker's Opera "Die Gezeichneten" (The Stigmatized)
2016:【論文】フランツ・シュレーカーのオペラ《烙印を押された者たち》-創作背景としての世紀転換期ウィーンの影響-(2016年度・名古屋音楽大学研究紀要第36号), Franz Schreker's Opera "Die Gezeichneten" (The Stigmatized) -Influences of the Wiener Moderne as compositions background -
2016:【論文】 フランツ・シュレーカーのオペラ《烙印を押された者たち》にみるシェーンベルクの余韻 (Der Keim Nr.40, 2016,p.27-51,東京外国語大学大学院ドイツ語学文学研究会)Arnold Schönbergs Nachklang in Franz Schrekers Oper "Die Gezeichneten" - Im Verhältnis zu "Die glückliche Hand" -
2016:【研究ノート】 戯曲『ヴォイツェック』を補完したオペラ『ヴォツェック』, Oper "Wozzeck" als Ergänzung zum Schauspiel "Woyzeck“
2015:【論文】フランツ・シュレーカーのオペラ《烙印を押された人々》における欲望のかたち (DER KEIM Nr. 39, 2015,ISSN 0285-953X, 東京外国語大学大学院ドイツ語学文学研究会論文集), Die Formen der Begierde in Franz Schrekers Oper "Die Gezeichneten"
2015:【研究ノート】フランツ・シュレーカーのオペラ《烙印を押された人々》から3曲のアリア(2015年度・名古屋音楽大学研究紀要第34・35合併号), Three arias from Franz Schreker's Opera "Die Gezeichneten" (The Stigmatized)
2015:【論文】フレーズ感・朗読・歌詞解釈から考察したドイツ歌曲/オペラ歌唱とその指導についての提言(2015年度・国立音楽大学研究紀要50集), Proposal about singing German lieder and operas, and its instruction Based on consideration of phrase feeling, declamation, and text interpretations
2012:【論文】ドイツ語歌唱における日本人歌手の母国語発音に因む諸問題 (2012年度・名古屋芸術大学研究紀要), Über Probleme der japanischen Sänger beim Singen in Deutsch, die auf der muttersprachlichen Aussprache beruhen
《楽譜出版》
2014: オペレッタアリア名曲集 ソプラノ/メゾソプラノ -ドイツ語作品編-(ドレミ楽譜出版社)
〈絶版〉東京二期会楽譜販売の残部 / 所蔵図書館リスト
2005: アニメソングブック「らくらく」 : ドイツ語訳による日本のアニメソング20曲簡単な伴奏付き Anime-songbook"Rakuraku" : 20 Anime-songs auf Deutsch und Japanisch mit leichter begleitung (THIASOS Musikverlag)
2003: ドイツ語訳 日本のむかしの歌、いまの歌 Alte und neue Lieder aus Japan in deutscher Übersetzung (THIASOS Musikverlag)
《雑誌・公演プログラム寄稿エッセイ》
2008:「歌い手泣かせのワーグナー語」(2008年2月東京二期会公演《ワルキューレ》プログラム)
2006: 「ドイツ語訳日本の歌」を聴くアニメファンたち (月刊「Brunnen(ブルンネン/泉)」2006年8月号、郁文堂)
2004: 「ラストサムライ・もう一人の渡辺謙」(月刊文藝春秋2004年3月号、株式会社文藝春秋)
2003:「ドイツ語訳日本歌曲集の楽譜出版」(月刊言語2003年8月号、大修館書店)
1998:「専属オペラ歌⼿のみたドイツの地⽅劇場」(季刊演劇人1998年4月号、舞台芸術財団演劇人会議)
《連 載》
2008-2014 (18回): 情報誌「Vivace」連載エッセイ(株式会社広宣企画)
オペラ劇場「あらかわバイロイト」(活動休止中)監督として公演作品紹介
- 2014年11月号: オペラの魅力すべて満載、でも「大人の冗談」 《ナクソス島のアリアドネ》
- 2013年11月号: 四時間の音楽になったラブレター 《トリスタンとイゾルデ》
- 2013年9月号: 声楽コンクール/モーツァルトのオペラ二題 (後宮からの逃走とツァイーデ)
- 2013年6月号: 台本から読む魔笛
- 2013年4月号: ワーグナーとヴェルディ、革命の年と終の棲家
- 2012年11月号: アニメ監督とコラボする〈ラインの黄金〉
- 2012年6月号: 《あらかわバイロイト》のいま
- 2012年4月号: 《魔笛》をあらかわ名物に
- 2012年2月号: 歌の国ならではの近代オペラ プッチーニ 《修道女アンジェーリカ》《ジャンニ・スキッキ》
- 2011年9月号: 〈神々の黄昏〉、その長さと濃さ
- 2011年4月号: ドイツオペラとしての「魔笛」
- 2010年12月号: 《ヘンゼルとグレーテル》、その聴きどころ
- 2010年4月号: ワグネリアン感染・潜伏期間中の皆様へ 「ワルキューレ」公演へのお誘い
- 2009年9月号: 船出した「あらかわバイロイト」 《タンホイザー》《ワルキューレ》ガラコンサート
- 2009年4月号: ワーグナー音楽祭「あらかわ」と「バイロイト」の目指すもの
- 2009年3月号: ワーグナー音楽祭 あらかわバイロイトの目指すもの 《パルシファル》
- 2009年新年号: ワーグナーという麻薬
- 2008年5月号: オペラ「ムツェンスク郡のマクベス夫人」はサスペンスドラマだ
2004-2009(18回): 季刊「合唱表現」連載読み切りエッセイ(東京電化株式会社、30号で休刊)
- 10号(2004年11月)「何語で歌うか」という問題
- 11号(2005年2月)歌と言葉、その可分と不可分
- 12号(2005年 5月)オペラ合唱をもっと歌ってほしい
- 13号(2005年 8月)裏声か地声か(女声の問題)
- 14号(2005年 11月)「歌う曲を聴き、聴く曲を歌う」こと
- 15号(2006年2月)「冬の旅」あれこれ
- 16号(2006年5月)おらが街の小屋 ~貸しホールからの脱皮に期待する~
- 17号(2006年8月)言葉の音楽性を感じること
- 21号(2007年8月)「訳詞」か「作詞」か ~音節数に対する試案~
- 22号(2007年11月)音楽への関わり方の話
- 23号(2008年2月)歌手がみたオペラ制作の過程
- 24号(2008年5月)オペラ歌手の個人稽古 ~音取りから舞台まで~
- 25号(2008年8月)音楽教育の「音楽」と「教育」
- 26号(2008年11月)セビリアで考えた「オペラの原風景」
- 27号(2009年2月)「読み替え演出」が目指すもの
- 28号(2009年5月)ワーグナー音楽祭「あらかわバイロイト」の船出
- 29号(2009年8月)音楽の「プロ」と「アマ」
- 30号(2009年11月)専門性と普遍性 ~相反しない対立概念~